繊維線種ってなに?

ところで、繊維線種ってなに?

初めて乳腺クリニックを訪れた際に診断された「繊維線種」。

いったいどのようなものなのかをお伝えしたいと思います。また、併せて説明をうけた良性の腫瘍についてご紹介したいと思います。

 

繊維線種

若い女性に多く見られる良性のしこりで、触れると表面はツルツルと滑らかで弾力がありよく動くしこりであるのが特徴。両側にできたり、多発する場合もあります。

通常、治療の必要はないが、しこりが大きくなった場合は摘出手術を行うこともあります。

 

なるほど…確かに私のしこりを触った感触はその通りだ。

 

 

葉状腫瘍

繊維線種とよく似たしこりを形成しますが、急激に大きくなるのが特徴。

基本的には良性の腫瘍ですが、なかには悪性の腫瘍もあり、切除する必要があります。

 

乳腺症

様々な乳腺の変化を総称して乳腺症といいますが、病気ではありません。

女性ホルモンに関連すると考えられ、乳腺に凸凹のあるしこりをつくります。痛みや分泌物を伴うことも多く、生理前に乳腺が張ったり、痛みが強くなるのが特徴です。30~50歳代に好発し、通常は治療の必要はありません。

 

のう胞

乳腺から分泌された液状が乳管に溜まり袋状になったもので、基本的には良性の変化で乳腺症の一部分像です。両側にできたり乳腺全体に多発することもよくあります。

通常、治療の必要はありませんが、大きくなると丸いしこりとして触れ、圧痛を伴うことがあります。その場合は注射きでのう胞中の水を吸い出す処置を行うこともあります。

 

 

 

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