乳がん手術が終わり、今はエキスパンダーを膨らませる時期。
ホルモン療法でタモキシフェン服用が始まって、倦怠感やホットフラッシュがある中、仕事復帰することに。
復帰前に会社の産業医との面談。
「最初は短時間勤務から始めたほうが良いでしょう」とのことで。
9時から12時までの勤務を1週間、
9時から15時までの勤務を1週間、
その後フルタイムで9時から18時までの勤務
という風にリハビリ勤務から始めることになりました。
ただ、もともと私の仕事は、総務・人事事務を担当していたため、復帰者の産業医面談をセッティングすることも仕事のひとつで、産業医とも普通に会話できる立場いました。
まさか自分が産業医面談をされる側になるとは、産業医も私も想定外( ゚Д゚)
単なる世間話のような面談になってしまいました。
復帰日を迎える
上司はもちろんのこと、同僚にも乳がんであることを伝えて休職をしました。
ただ実際に、復帰してみると皆さん暖かく迎い入れてくれたものの、なんと私は少し寂しい思いをしました。
当時の私には、逆の立場で考えることが出来なかった自分にも問題があったと、今は反省しかありません…
パソコンのキーボードを打つのもエキスパンダーの痛みと違和感で手元にキーボードを寄せてこないと作業ができない。
少し高いところに置いている書類を取りたくても取れない。
ホルモン剤の影響で、だるい、暑い、寒いのオンパレード。
そんな時に声をかけてくれる人がいませんでした( ノД`)シクシク…
そりゃそうだ!!!同じ経験をしてる人がいないから分かるわけがない。
それなのに、当時の私はそんな環境をマイナスに捉え、人って冷たいもんなんだな( 一一)とひねくれていました。
今まで病院で先生や看護師さん、支援センターの職員さん、家族。つまり、私に優しく接してくれて当たり前の人たちに囲まれていたわけです。
これが現実なんです。
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